( knowledge test )
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Q1.
まずはオフィスに用意しておくべき
防災用品からチェックしてみましょう。
オフィスに社員用の水・食料・簡易トイレ
毛布など備蓄していますか。- 備蓄している
- 備蓄していない
大都市圏では、条例などで「大規模災害の
発災時に建物が安全な場合、帰宅せず3日間の
オフィスでの待機」が求められていることが
あります。また、帰宅困難になった社員がいれば、
交通が復旧するまでは会社で待機することに
なります。そういった非常事態でも
最低限生活できる備蓄は必要です。 -
Q2.
災害が起きた場合には、救助活動や
復興・復旧の必要も出てきます。
オフィスに社員用のヘルメット
軍手・LEDライトなどを
備蓄していますか。- 備蓄している
- 備蓄していない
地震発生時、特に余震や避難時には
落下物や転倒から頭を守るために
ヘルメットが必要不可欠となります。
またつい見落としがちですが、救助活動や
停電時の活動には、軍手やLEDライトといった
道具も必要になってきます。
必ず防災グッズの用意と場所の
周知はしておくようにしましょう。 -
Q3.
大きな家具や機械は、災害時に人の上に
倒れてきたり道をふさぐ危険があります。
きちんとオフィスの棚や
コピー機などの固定をしていますか。- 固定している
- 固定していない
東日本大震災時、東京都内にある中高層建物の
オフィスの約20%では家具類の
転倒・落下・移動が発生しており、多くの
怪我人が出ました。棚を固定する他にも
注意しておくポイントとして「棚のガラスに
飛散防止フィルムを貼る」「家具の扉や
引き出しを開けたままにしない、頻度が
低い場所は施錠する」「時計・額物・掲示板等は
固定しておく」があります。 -
Q4.
災害が発生した時に
まず確認したいのは社員の安否。
あなたの会社は災害時の
安否確認システムを備えていますか。- 備えている
- 備えていない
災害発生時、社員全員が社内にいるとは
限りません。安否確認のシステムを
備えるとともに、安否確認システムを正しく
使えるかの練習を行っておく
必要があります。また可能であれば、
社員だけでなく社員とその家族同士でも
安否確認できるようなシステムが望まれます。 -
Q5.
社内にいるのが安全
とは限らない場合があります。
きちんと社員全員に会社から
最寄りの避難場所、外に出るための
避難経路を周知していますか。- 周知されている
- 周知されていない
災害時発生時に、社屋が倒壊したり
津波が襲来すると予想される場合、社外に
避難しなければなりません。
近隣の避難場所や、そこにたどり着くための
避難経路を社員全員が
把握していることが必要です。 -
Q6.
消火器やAEDはいち早く持ってくる
必要があるアイテムです。
社員全員に消火器や
AEDの設置場所を周知していますか。- 周知されている
- 周知されていない
社員全員に周知させるためには
繰り返し目に入ることが大切です。
防災訓練の度に確認を入れたり、
設置図を設置・配付するようにしましょう。
また使用方法についても、事前にしっかりと
訓練しておくことが求められます。 -
Q7.
社員全員が助かるには、災害発生時に
とる各自の行動がとても大切です。
避難経路や役割分担がまとめられた
防災マニュアルは全社員に
周知されていますか。- 周知されている
- 周知されていない
防災マニュアルには災害が起きた際に
どのような行動を取るべきかまとめられています。
例えば、災害時の初期対応や避難方法、
救助方法、現場指揮者や役割の分担、
緊急連絡網などです。企業は、責任をもって
社員ひとり一人に内容を周知することが重要です。 -
Q8.
備蓄やシステムももちろん大切ですが、
社員1人ひとりの防災意識を
高める必要もあります。
全社員に防災教育・研修を行っていますか。- 行っている
- 行っていない
防災教育・研修を定期的に行うことで
いざという時も焦らず適切な行動を
1人ひとりがとれるようになります。
新入社員研修・管理職研修などに取り入れる等、
定期的に社員が研修を受けるタイミングを作りましょう。 -
Q9.
災害が発生した際の
シミュレーションとして、
あなたの会社では防災訓練を
定期的に行っていますか。- 行っている
- 行っていない
企業は消防法によって年1回以上の
防災訓練の実施が義務付けられています。
内容としては、避難誘導訓練や初期消火訓練、
応急救護訓練、救助訓練、安否確認訓練、
帰宅困難対策訓練などが推奨されています。 -
Q10.
最後の質問です。
あなたの会社では地域の自治体や
住民・他企業と連携して
防災訓練を行っていますか。- 行っている
- 行っていない
地域全体で行うことで自治体・地域住民・
他企業等と協力関係を強化することができ、
大規模災害に対応できる能力がつきやすく、
社会貢献にもつながります。
テストは以上です
お疲れ様でした!
日本は災害大国。
世界の中でも災害に
見舞われる国です。
あなたは災害から自分の命、
大切な人の命を守るために、
知識や用品を備えましょう。
またヘルメットはあらゆる
災害の避難時に役立ちますが、
その耐久年数は6年と
いわれています。
自分や家族の為にも、
定期的に点検・買い直しを
するようにしましょう。
<監修協力>神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科 前林清和 教授